祭り好きな民族で週末のバーには大勢で大合唱

オランダはヨーロッパの中でも長い歴史を持ち、特に大航海時代や植民地時代を経て世界中に進出したような過去もあり、何事に対しても開けていて寛容な国民性が特徴的です。外部から来るものを拒まず、何でも試してみる精神や、常に新しい知識や流行を取り入れようとする性格、他では禁止されていることも容認して受け入れてしまうことなどが国家と国民を特徴づけています。

コーヒーショップと呼ばれる店で合法的に大麻を購入できたり、積極的安楽死や妊娠中絶、売春などが認められているのがその例です。自国では違法なのでこれらを求めてオランダへ旅行する外国人も大勢いるほどです。

貿易が盛んだった経歴から、移民が多いのもこの国の特徴です。特にアムステルダムなど大都市では外国人のほうが多いくらいで、様々な人種、文化、言語が入り混じって共生しています。

外国人に対して物怖じせず問題なく受け入れる国民性があるので、観光客や旅行者にとっては非常に居心地のいい国で、言葉が話せないからと言って無視されたり粗末に扱われることはありません。

ほとんどのオランダ人は自国語の他に英語、ドイツ語、フランス語など複数の外国語を話すことができます。

彼らは話し好きで、こちらから話しかけなくても興味深々に様々な話題を持ちかけてきます。鎖国時代の貿易の名残か、知識人の中には日本びいきの人が多く、日本人顔負けに日本の歴史や文化に精通している人もいます。

山がなく平地が続き、ヨーロッパでも指折りの農作物生産量を誇るお国柄で、エネルギー産業や工業にも力を注ぐ国なので、チャレンジ精神旺盛な国民性もあります。限られた土地をいかに有効利用するか、どうやって生産性を高めるかなど日々研究と努力を重ね、今日では世界的に有名な企業が多数存在するようになりました。

彼らは内に引きこもることが嫌いで、海外へ進出することも厭わないので、留学や海外赴任も自ら進んで行います。

オランダ人はお祭り好きな民族でもあるので、週末のレストランやバーにグループが集まるとたちまち大合唱になり、落ち着いて話ができないくらい賑やかです。

サッカーの試合でも熱烈なファンが騒動を起こすことがしばしばあり、警察沙汰になることもしばしばあります。

一方財布の紐を緩めないという性格もよく知られており、彼らが休暇に行く時は寝泊まりのできるキャンピングカーに食品や日用品を山ほど積め込んで出かけて、現地のホテルやレストランにお金をかけないようにするというのはヨーロッパではよく知られた話です。